2004年2月23日トークライブ「お母さんを探す旅」
<出演>リットン調査団・吉村智樹 
<会場>ロフトプラスワン
<会場>18:30<開演>19:30


2004年初のロフトプラスワンでのトークイベント。

「お母さんを探す旅」というタイトルはディズニー映画のパクリだそうです。
まずは近況報告で、25日のTSKの宣伝でシャンプーハットのラジオ出演の話。さらっと下ねたを言ってしまい、しょっぱなから客をひかせまくる藤原さん。
しかし、これは今回のライブでの藤原さん大活躍の序章にすぎなかったのです。


第一部のテーマは前回に続き「怒2」。身の回りにまだまだ怒る事はあるとのことです。

 水野さんはまず国家権力への怒り。新宿ロフトで2丁拳銃主催の芸人の音楽イベントがあった帰り、打ち上げでいい気分になっていたので道がわからなくなり
警察に「あの新宿通りどこですか?」と機嫌よくきいたら「おい、お前ちょっとそれを見せろ」と突然持っていたギターケースをさされ、
「こんなところに殺戮兵器があると思ってんのか!確かに「デスペラード」って映画もあったけど」と水野さん。
結局ギターが入っていただけなので警官に「ミュージシャンか?」ときかれて「そうです」と答えたそうです。

 藤原さんは道をゆずりあいになってまうやつに、怒りまくってました。
「人は右を歩けばいいんや。そしたらぶつかることなんかないやろ!」という藤原さんの言葉をきつく胸にとどめることにします。(自分もよくやってしまうので・・。)

 あとは、大阪のおっちゃんの底無しフレンドリーさ、芸人大好きっぷりに困惑の怒りをぶつけられたり、
年末の格闘技話で、そんなにガチンコがえらいんか!格闘技とプロレスは違うんや!というような話でした。

 そして、ロック大好き水野さんは最近のJポップに対して大怒り。
「コンビニではじめてきいたとき、これはなんや!と!」と言って紹介された曲がビリケンの「岬めぐり」。
ラップとフォークを組み合わせた新しい新感覚の・・・あほかーー!!
ということでした。ビリケン、ビリーとケンの二人らしいです、ものすごい力抜け具合。

 そして、これが本物のロックだ!!
と1部終了後、休憩時間に流れたVTRが古時計ことリットン調査団による「ロック神田川」。
もう10年以上も前のテレビ番組だそうです。イベントでは初公開。
フォークの名曲「神田川」をロックにアレンジ。その魂のシャウトに、
今では考えられないほど90年代ファッション丸出しの女性が 「やかましい。」 と言い放った様はすごかったです。


第2部のテーマは誉。「解散しましたね」。「だいぶ前にね。」  というふりがありつつ、
怒りの次は世の中の誉めてあげたい事をとりあげようというテーマトークでした。

 水野さんは、「この犯罪者を誉めてあげたい」と「バキュームカーマニア逮捕」や「「レッドカードの代わりにレッドパンティ」を出したブラジルのサッカーの審判」の新聞記事をとりあげてらっしゃいました。すてきなニュースです。しかもその新聞記事がワイルドに手でちぎってあるのがまたすてき度アップです。
「こいつはいい記事だぜー、びりっ。」と破いているそうですが。

 藤原さんは、まず相撲の「ものいいのとき突然マイクが使えなくなった双子山親方が、実況席のマイクを使った」というVTRを出して、
その機転のききかたを誉めてあげたい、という話から始まったのですが、そのあとどんどんと相撲のよさを語り始めることに。
貴乃花のけがをおしたあの勝利の一番。何度みても泣いてしまう!と熱っぽく語るも、いまいち相撲ファンも少なくその熱も空回り気味。
しかし、水野さんが
「こいつすごいんですよ、楽屋で相撲見ながらなんか一人でぶつぶつ言ってて・・」という言葉から
藤原さんの「ひとり相撲実況」が会場で再現されることに。これは、間違いなく今後伝説として語り継がれる事になるでしょう!

 持ってきていた相撲のVTRを適当に再生して、音声をオフ。その映像にあわせて藤原さんが実況をするというものなのですがこれがすごい!
力士の出身地、まめ知識から始まって、その結果の予想、技の説明、勝因敗因の解説、すべてが圧倒的な情報量。
そのあと実際NHKの人が言ってるのを再生してみたのですが、同じ!ていうか藤原さんの方が詳しい!というくらいでした。
相撲ネタで笑いと感動に包まれた会場は初めて体験しました。ていうか過去にこんなことあったんでしょうか?そもそも。

 そのあと水野さんが「やりにくいなあ」と言いながら、持ってこられた映画「フリークス」のほのぼのした場面でなごみつつ、
最後のしめは、じゃあもう一度「相撲実況」で、ということに。
大うけの会場に
「こんなん人前でやれてしかもこんなにうけてすごく嬉しい!」
「今日のお客さんを誉めてあげたい!」というありがたいお言葉を藤原さんからもらっておしまいでした。


今回は藤原さんの新境地を見ることができた貴重なイベントでした。
ぜひぜひ、別のライブでも、テレビでも相撲実況やって欲しいものです。
相撲人気復活のカギを高見盛と双璧でになう可能性のある芸だと思いました。