2004年8月16日トークライブ「ちやほや」
<出演>リットン調査団・吉村智樹 (中つぎゲスト) キャベツ確認中
<会場>ロフトプラスワン
<会場>18:30<開演>19:30


今回のテーマは「わが昭和」
いろいろと思い出話をのんびりと、という今までに比べてもさらにくだけた感じのイベントでした。
しかし、このくだけた感じがまさかこんなことになろうとは・・・。


 まずは、近況報告。

恒例の藤原さんの健康診断結果は「精密検査要」とのこと。アルコールを控えましょうときっちり書いてあるのに、藤原さんのファーストオーダーはしっかり生ビールでした。

コンビで「アデランス」のCMオーディションをうけにいった話。至上初のダブルはげコンビ誕生!かと思われましたが、結果は最終選考で落ちてしまったそうです。残念。
しかし、一方藤原さんは一人でさわやかに「クリアクリーン」のCMに出演。 直前にファンダンゴTVで超よごれの仕事をしたところだったので、
受かる気無しで挑んだところ見事採用。ちなみに藤原さんのきれいな歯並びはほとんど刺歯だそうですよ。
ビデオを見ながら「 あなた、CMでは素敵な家庭をもってるじゃないですか!!」という水野さんに
なんとなく藤原さんの顔が寂しそうに見えたのは私だけでしょうか。

あと、もうひとつ藤原さんのいつの間にかのテレビ出演。「スーパーテレビ」で貴乃花親方の講演会を真剣な表情で聴いている藤原さんの姿が「映った」その時のビデオを見ることができました。超どアップじゃないですか。次の日ルミネで後輩に「兄さん、テレビでてましたね。」と声をかけられ「なんのこと?」状態だったそうです。

 そして、今回のトークテーマ発表。
「わが昭和」というテーマで基本的にのんびりとお二人の思い出話をしようかという企画だったようですが、
ディープ大阪「生野区」と「西成区」出身のお二人の思い出話と言ったらもう「バッドノスタルジー」満載で・・、さあどうしましょうね。
子供とき●がい名物おじさんとの出会い、天衣無縫な心を持つものどうしのふれあい、ええ話やないですか。ほんとか。
このあたりのお話、リットンさんとは世代は違いますが、自分はど田舎育ちなので感覚的にものすごく呼び覚されるものがありました。
水野さんが「あのおっさん、こないだ帰ったら歩いとってん、生きててん。」と嬉しそうで思わずまた子供のときのように話しかけたいという「バッドノスタルジー」にかられてしまったというところは、すごく好きです。いい言葉です。「バッドノスタルジー」。使おう。

休憩のあいだは、「リットン調査団」にあこがれ、同じカタカナと漢字のコンビ名にしたという「キャベツ確認中」の中つぎトーク。
去年の「お笑い世界一決定戦」東京編にリットン側のセコンドとしてもついていた二人です。
硬派なねたで知られるお二人だそうですが、 硬派というかなんていうか、びっくりするような暴露トークがありました。

 後半も同じく「わが昭和」をテーマにということでお話だったのですが、
いろいろ野球の話、ナべツネの話、政治の話、芸人の話、エロ話、すすむうちに藤原さんがビールを焼酎にかえ、
「先週ふられたんでなんも食べて無くてね、飲みたいんです。」という藤原さんの酒をあけるペースはどんどん早くなり。
昭和のどぎついおっさんトークをしていたはずの人が昭和のどぎついおっさん芸人自身へと変貌していったのです。

「藤原さん、歌いましょ、歌ってしめましょう。」とフォローに入る水野さん。
水野さんが吉田拓郎の「夏休み」を歌いはじめると「おう、この歌知ってるぞ」
「藤原さん知ってますか!ここがええとこなんですわ。」「おう、ええ文句や。」
なんか、すごい絵。

藤原さんはもう100万ドルの笑顔で、
「お前らなあ、リットンさん面白いです、言うとったらマイノリティでええと思ってるんやろ!テレビに出てるやつらの方がよっぽどおもろいっちゅうねん。」
と豪快に放っていらっしゃいました。場内大爆笑。いやごめんなさい、面白過ぎです。

結局藤原さんは、水野さん吉村さんが席を立たれた後も舞台に一人残り、
その後ロフトプラスワンで飲み足りない藤原さんを囲む会が行われた模様です。


今回のまとめ
ええもん見た。